筋肉はゴリラ、牙は狼、燃える瞳は原始の炎、2m20の全身に闘争のエネルギー満ちていた

2014年10月23日

こんにちは。
今日ご紹介するのは永井豪の「バイオレンスジャック」です。

筋肉はゴリラ、牙は狼、燃える瞳は原始の炎、2m20の全身に闘争のエネルギー満ちていた

簡単な解説はwikiより抜粋↓
197X年に東京は大地震に見舞われ、本州から分断された関東。無法地帯となった関東を暴力によって支配するスラムキングと、それを阻む謎の大男バイオレンスジャックを中心とする死闘、そして絶望的状況下でたくましく生きる民衆を描いている。


バイオレンスジャックという謎の男を形容するとこうなります↓
「筋肉はゴリラ、牙は狼、燃える瞳は原始の炎、2m20の全身に闘争のエネルギー満ちていた」
武器はナイフです。
常人では扱いきれない程の大きさの。
ていうかナイフなのか?というぐらいデカイです。


まさに暴力と絶望の嵐が吹き荒れるような壮絶なマンガでした。
警察も自衛隊も、善良な一般人だった人たちまでが、暴力の渦に巻き込まれ弱者を支配しようとする様は、マンガという枠を超えて妙なリアリティすら感じます。
元々から悪人だった人たちが正常に見えるほどに狂った世界なんて、一度は体験してみたいですね。
実は今の時代がまさにその世界だったりするのかもしれませんが…。


見所は度々激突するジャックとスラムキングの闘いなのは言うまでもないのですが、その脇を固めるキャラクターたちも必見です。
「〜編」として、別れている数十の章に、永井豪作品から代表的なキャラクターがそれぞれ出演しています。
どのストーリー・キャラクターも本当に魅力的で、甲乙つけがたい面白さです。
個人的に一押しのキャラは早乙女門土と結木夢彦でしょうか。
早乙女門土の暴れっぷり、結木夢彦の骨法は男子の心を鷲掴みです。


永井豪と言えばいくつもの代表作がありますが、とりあえずデビルマンを読んで、人間の本性を垣間見た後にバイオレンスジャックという流れが良いと思いますよ。
暴力描写は凄いです。
が、このマンガは希望をテーマにしたマンガですので、臆することなく大人買いして欲しいと思います。
大人にこそ読んで欲しいマンガです。
Amazonに全巻セットありました。
ちょっと高いかもしれませんね。






Posted by BMstaff at 15:00
Comments(0)マンガ
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